花粉症対策に

免疫力を高めるためにタンパク質の代謝を上げること、ビタミンAとビタミンCをしっかり摂ることが大切です。

 

1ビタミンA

ビタミンAは油に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンの1つです。 多く含まれる食品は、豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、鶏卵などの動物性食品です。
 体のなかに入ったビタミンAは脂肪とともに小腸から吸収されると、ほとんどは肝臓に蓄えられ、そのほかは血液によって心臓や肺、腎臓など、各組織に運ばれていきます。
体のなかでは3つの活性型「レチノール・レチナール・レチノイン酸」として、存在します。主な働きは、皮膚や粘膜を健全な状態に保ちます。

 

2ビタミンC

アスコルビン酸とも呼ばれるビタミンCは、体内の酸化還元反応に広く関わるほかに、コラーゲンの生成、植物性食品からの鉄の吸収を助ける働きをしています。
調理による加熱に弱く、光や空気に影響を受けやすいのが特徴です。なおかつ、水に溶けやすい性質を持つ水溶性ビタミンです。

消化管で吸収されたビタミンCは全身に運ばれ、吸収されなかった分は尿として排泄されます。
ビタミンCは、多くの生き物が体内で生成することができますが、ヒトや一部の動物の体のなかでは生成できません。そのため、食品から摂取する必要があるのです。

ビタミンCは、主に野菜や果物、じゃがいも、サツマイモなどに多く含まれています。